著者:GATER KAZUKI
みなさん、こんにちは。GATER KAZUKIです。
以前、「GT-Rオーナーが心の中で思ってるけど、絶対言わないこと」という記事を書きました。今日はその続き、というか、もっと踏み込んだ話をします。
BNR32を買って、後悔した瞬間。
夢を壊すようで気が引けますが、正直に書きます。憧れだけで買うと、たぶん同じ場所でつまずくからです。
後悔①:見積書の「その他」の欄を見たとき
車両価格は、覚悟して払います。問題はその先です。
納車整備、名義変更、税金、そして「不具合が見つかったので、ついでに」という追加整備。見積書の下のほうに並ぶ数字を合計したとき、最初に軽い後悔が来ます。
「車両価格=支払額」だと思っていた自分が甘かった。BNR32は、買った瞬間から手のかかる車だと、財布で理解させられます。
後悔②:最初のトラブルが「地味」だったとき
派手なエンジントラブルなら、まだ諦めもつきます。
でも、実際に最初に来るのは地味なやつです。ドアの内側のノブが戻らない。パワーウィンドウが遅い。どこかから小さな異音。走行には関係ないけれど、確実に気持ちが削られる不具合。
「憧れのGT-Rが、こんなことで」。この小さな幻滅が、地味に堪えます。速さに惚れて買ったのに、最初に向き合うのは経年劣化なんです。
後悔③:部品が「もう出ない」と言われたとき
これが一番きつい後悔です。
壊れた。直そう。部品を頼もう。——「それ、廃盤です」。
この一言を初めて食らったとき、多くのオーナーが固まります。お金を払う覚悟はあるのに、払う先がない。中古を探すか、なんとか流用するか、諦めるか。「金さえ出せば直る」という常識が通用しない世界に、自分が足を踏み入れたことを思い知ります。
後悔④:気楽に乗れない自分に気づいたとき
コンビニまでの数分ですら、段差や車止めが気になる。コインパーキングに入れるのをためらう。雨予報を見て出かけるのをやめる。
「もっと気楽に乗るはずだったのに」。守るべきものを手に入れた代わりに、少しだけ不自由になった自分に気づいたとき、ふと後悔がよぎります。
それでも、手放さない
ここまで散々書きましたが、じゃあ売るのか、と言われたら、答えはノーです。
後悔の瞬間は、確かにあります。でもそれは、この車を本気で維持しようとしている人間だけが味わえる後悔でもあります。気楽に乗れる車では、絶対に得られない濃さが、BNR32にはある。
後悔と満足は、たぶん同じコインの裏表です。手のかかる車ほど、直したときに嬉しい。この感覚がわかる人だけが、BNR32のオーナーを続けられるんだと思います。
最後に
これから買う人へ。後悔する瞬間は、必ず来ます。それは車が悪いのではなく、そういう車だからです。
その後悔ごと引き受ける覚悟があるなら、BNR32はあなたを裏切りません。私たちが部品や情報でその覚悟を支えるのは、まさにこの「後悔の先」を知っているからです。
以上、GATER KAZUKIでした。
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